販売率アップのコツ 【中古カメラ編】

中古カメラ販売のセラー必見！販売率アップのための3つのポイント
中古カメラカテゴリにおける日本セラーの出品データ数十万件を分析し、カテゴリに特化した最も販売率アップに役立つ設定を4点紹介いたします。

現在中古カメラ出品中・検討中の方は是非売上拡大にご活用ください。

データ集計期間：2020/09/1 - 2020/11/30

膨大な出品データから、これらの4つの設定が中古カメラ販売においては特に販売率向上に効くことがわかりました。
優先度が高い順に販売率アップに効きやすい設定となります。
これを機会に設定の見直しやリスティングのブラッシュアップをご検討ください。
また、日本のセラー様、中古カメラカテゴリにおいては、販売された商品の約7割ほどが、出品を開始してから2週間以内に販売されております。

このことから、出品して2週間以上経っている出品に関しては、特にこの4つのポイントに対する修正をご検討ください。

優先度1：送料無料設定

送料無料（Free Shipping）設定を実施しているリスティングとしていないリスティングを比較した結果、

• 高価格帯では 約60％ の販売率に差がございました。
  【例：「1,000出品、販売率が1％」であった場合、「1,000出品、販売率が1.6％」の違いがあり、販売数が10個→16個と6個の違いがある計算】

また、

• 低価格帯においても約20％ の開きがございました。

現在のビジネス状況から、セラー様の送料のご負担が増加しているという背景がございますが、下記の通り検索結果画面、商品ページそれぞれに明確に表示される項目であるため、できる限り販売価格に送料を含んだ、送料無料設定を実施ください。

検索結果画面表示例：

出品ページ表示例：

送料無料設定方法に関しては、こちらをご確認ください。

優先度2：写真を9枚以上アップロード

中古カメラカテゴリにおいては、写真の枚数が 「1枚から4枚」のリスティングと：「9枚以上」のリスティングには約4倍の販売率の差がありました。
比較的高価格なこのカテゴリにおいて、傷なども含めバイヤーが非常に商品のConditionを確認したがっていることが伺いしれる結果となりました。

中古商材の場合、1つずつの商品に関して写真を撮ることは簡単なことではありませんが、バイヤーの「中古の高単価な精密機械を外国から購入する」という心理的障壁を少しでも緩和するため、1リスティングあたり9枚以上の写真をアップロード頂ますようご検討ください。

売れる商品画像の撮影方法に関してはこちらをご参考ください

優先度3：返送料はセラー様負担

返品ルールの設定に関しては、バイヤー有利の設定を頂くことは重要ですが、その中でも返送料をセラー様負担にすると、返送料をバイヤー負担にしているより販売率が13％ ほど高いことが判明しました。もし、返品ルール設定で、

• 返送料をセラー様負担
• 60日の返品受け付け

の2つの設定で迷われている場合、データ上は設定の優先度は「返送料をセラー様負担」となります。
こちらの設定も下記の通り検索結果画面、商品ページそれぞれに明確に表示される項目となりますので、是非設定をご検討ください。

検索結果画面表示例：

出品ページ表示例：

返送料無料設定に関しては、こちらをご参考ください。

優先度4：タイトル文字数を80文字目一杯利用

タイトルの文字数とそれぞれの文字数毎の販売率を比較すると、タイトルの文字数が増えれば増えるほど、販売率が比例して上昇することがわかりました。
ツールなどで一括出品を実施していると、1点1点のリスティングに対してかける時間が少なくなることがありますが、タイトルの見直しをしていただくのはいかがでしょうか。

※タイトルには商品の情報のみを記載するようにしてください。商品と関係ない記載はポリシー違反となる可能性があります。

詳細は以下をご参照ください。

「Search and browse manipulation policy（検索および閲覧改ざんに関するポリシー）」（英語）ページ

まとめ

いかがでしたでしょうか？
今回は現在中古カメラ出品・検討を行っているセラー様へ向けて、カテゴリーに絞ったデータ分析を行いました。

販売率が上がる可能性が高い、1：送料無料設定 2：写真を9枚以上アップロード 3：返送料はセラー様負担 4：タイトル文字数を80文字目一杯利用 を是非お試しください。

※ご提案内容は必ずしも販売率アップを確約する設定ではございません。各セラー様のビジネス環境などを考慮頂き、ご設定をご検討ください。